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経営屋の仕事の一つ

カテゴリー:ニュース 2022.07.17

 

新電力の経営者様にとって今は非常に厳しい局面ではないでしょうか。最近は、市場の高騰の影響から、新電力の経営幹部においては、病んでしまうような方々を実に多く見ています。

生きていることが丸儲けの時代、病んでしまうような経営者の方に言いたいのは、「溶かしたお金で死ぬわけじゃない!学びを生かして、この業界でリベンジしなよ!」ってことです。

 

こんな無責任で愛情あることを言っている私、実は、今年の2月にHTBエナジーの専務取締役に就任させていただき、5月末に退任させていただきました。

債務超過に陥っている会社の専務を引き受けてからわずか4か月でしたが、事業譲渡に携わらせていただいたわけです。

多くの新電力が撤退や倒産する中での譲渡は、事業を継続する表現であり、業界にとっても会社にとって大成功だったと思っています。何よりも、会社に私の“魂”を残せました。

この間、浮足立たず仕事に取り組んでいただいたスタッフ全員に感謝しています。また、リアルな経営現場に携わる貴重な機会をいただいたことに、関係する経営幹部の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

今、電力業界は混乱しています。電力小売事業は第2ステージに入りました。これからは、電気の売り方のノーハウが重要になってきます。新HTBエナジーに期待しています!

 

最近の経営屋の仕事の一つを紹介させていただきました。一見、汚れ役ですが、人間性の問われる重要な仕事で楽しさもあります。

マイクログリッド、地域新電力の立上げ、配電ライセンス、脱炭素先行地域の仕掛け方、地方のガス会社の在り方等、電力業界は今までにない変化の激しい時にきています。

変化の時だからこそ、楽しみましょう!

柏崎和久

 

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