明日を創る、未来へ繋ぐ、そんな仕事を育てる人、パートナーこそが、I.T.I.の財産です。私たちと、一緒に多くの事へチャレンジできる日が来ることを願っております。
2026/
01/01
年頭所感、令和8年
年頭所感
新年、あけましておめでとうございます。
昨年末、多くの方々との対話を通じて、私はあらためて、
「どのように生き、どのように働くのか」という問いに向き合う時間を持つことができました。
年頭にあたり、本年を生きるための私なりの姿勢を、静かに記しておきたいと思います。
体 - すべての基盤として
健康であることは、現代において最大の資本です。
身体が整っていれば、この社会で挑戦できないことは、ほとんどありません。
きちんと食べ、きちんと休み、身体を動かす。
それは単なる自己管理ではなく、
「きちんと人を愛し、仕事と向き合うための準備」だと考えています。
超越的とも言える集中力や直感は、
乱れた心身から生まれるものではありません。
整った体と心を通してこそ、
人は本来持っている力を発揮できるのだと思います。
技 - 人にしかできないこと
情報が民主化され、分析はAIが担う時代になりました。
だからこそ、人に残された役割はより明確になります。
五感を使って現場を理解し、
相手と向き合い、交渉し、行動すること。
それは、どれほど技術が進んでも、人にしかできない仕事です。
そして私は、決断には倫理性が宿ると考えています。
未練のない決断ではなく、
未練を抱えたまま、それでも選び取る決断。
そこにこそ、大人としての強さと、
他者への優しさがあるのではないでしょうか。
心 - 日々の姿勢
一日の終わりに、
「今日も、ありがとう」と言えるかどうか。
それだけで、人生の質は大きく変わると感じています。
心に太陽を持つ。
状況がどうであれ、自分の内側に光を灯し続ける。
それは楽観とは違う、
現実を引き受けたうえでの、静かな前向きさです。
死生観 - 時間の捉え方
世の中は、恩の受け渡しで成り立っています。
それは止まった秩序ではなく、
常に動き続ける「動的平衡」の世界です。
私は、死の瞬間に希望しかないような生き方をしたいと思っています。
理想を持たない人生は、どこかで迷走する。
だからこそ、理想を掲げ、
過去を悔やむのではなく、
「これからをどう生きるか」によって、
過去の意味さえも更新していきたいと考えています。
本年の指針
今年を象徴する言葉として、
私は「動的平衡」という言葉を胸に置いています。
変わり続けながら、崩れない。
揺らぎの中で、全体として調和を保つ。
体を整え、
技を磨き、
心を澄ませ、
時間と真摯に向き合う。
その積み重ねの先に、
自然体でありながら、威風を備えた仕事と生き方が立ち上がる——
そんな一年にしたいと思います。
本年も、皆さまとのご縁と対話を大切にしながら、
一歩一歩、歩みを進めてまいります。
令和8年 元日
柏崎 和久





