明日を創る、未来へ繋ぐ、そんな仕事を育てる人、パートナーこそが、I.T.I.の財産です。私たちと、一緒に多くの事へチャレンジできる日が来ることを願っております。
2022/
01/01
年頭所感、令和4年
新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウィルス感染症は、新たな変異株も世界中で拡大し、未だ終息の兆しを見せません。影響を受けられている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
2022年、新たな年がスタートしましたが、ウイルスや地球温暖化の問題等、人類が自然をコントロールできないことが顕在化している今、私たちは、これまでとは異質な不確実性の下にあるように思います。
このような状況において、環境問題に限らず、AIと人間の関係性、政治や教育の問題、SDGsの課題等への対応については、全体を俯瞰して包括的に展望する必要を多くの人が感じているのではないでしょうか。
電力・エネルギーを巡る状況も大きく変化しています。福島第一原発事故から10年を経過しましたが、昨今は、原油価格の上昇、電力市場価格の高騰、カーボンニュートラルの動き(電化への対応)等により、業界構造が目まぐるしく変化している状況です。この業界においても、全体を俯瞰して対応する実践力が求められているように感じています。
更にコロナ禍において、世界中であらゆる事業のプロセス、企業経営、あるいは生き方を根本から見直そうという動きが出ています。行動様式、生活様式を見直す機会に加え、人の価値観が変化する時は、新たな社会システムを導入する機会でもあるように思います。そして、かつてない不確実な環境下で迎える2022年は、真の経営力が試される年でしょう。
どこに向かえば良いのか?左か右か、真っすぐ進むのか。どの山を越えれば目標にたどり着くのか。なぜ、いま、やらなければならないのか。組織をどう動かせば良いか。どう交渉し、どう行動するのか。10年先、生きていけるのか。
一緒に考え、一緒にもがき、一緒に楽しみましょう。実践しながら、きっと立ち止まって考えるようなこともあるかと思います。2022年も、I.T.I.は、今よりよい未来を造ろうとしている人達に知恵と勇気と魂をご提供していきたいと思います。
本年が皆様にとってより良い飛躍の年になることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。