酒造りにもエネルギーは必要です。
SAKE RE100は、賛同する酒蔵の売上の一部を脱炭素への取組に回し、その恩恵を酒蔵が受け取る仕組みを整えています。この仕組みによって、酒蔵自身の実質的な再エネ化をゼロから推進していくことを目的とし、環境と酒蔵のみらいへ貢献し可能性を広げていきます。また、各酒蔵と仕込み数量を取り決め、予約本数に応じた製造を行う「仕込み(タンク)単位での予約受注方式」を採用しています。それにより廃棄ロスのないエコな酒造りを行います。
企業経営の様々な局面で当事者意識を持って、企業価値・事業価値を粘り強く「共創」します。失敗を恐れない挑戦を支援し、共に行動します。
日本酒×再生可能エネルギーで
環境を変えるプロジェクト
PARTNER
西堀 哲也TETSUYA NISHIBORI
西堀酒造六代目蔵元。東京大学文学部哲学科卒。西田幾太郎の哲学に師事。大学卒業後、業務システム開発企業に新卒入社、エンジニアとして原価管理システム(ERP)開発に従事。個人でWeb制作、システム開発、企業研修等等。2016年12月、家業の西堀酒造株式会社へ。醸造作業をはじめとする現場作業と並行し、新商品開発や事業企画、バックオフィス・WEB環境の整備や、海外輸出業務等に携わる。日本酒を再生可能エネルギー100%で造ることを目指す、「SAKE RE100」 の創設者として、哲学的に酒を醸す環境活動にも従事する。
酒蔵は長きに渡り、地域の経済を支える伝統としての役割を果たしてきました。日本文化とも関りが深く海外でも認知されるようになりました。その存在は循環型社会に組み込まれ、地場産業を形成し、地域の発展にとっても重要な役割を持っています。しかし担い手の不足や需要の減少などにより存続の危機もあります。
日本各地の地酒文化を守る仕組みを整えます。SAKE RE100に加盟する酒蔵は、地域に根ざした小規模な酒蔵がメインとなります。日本酒をご購入いただくことで、各地の地酒文化と環境を守ることに繋がります。※「RE100」とは、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す企業で構成されている国際的な環境イニシアチブです。
日本酒の最大の魅力は何といっても「心地よさ」にあると思います。口にふくんだ瞬間の米本来の芳醇な香りと味わい、そして香りが引いた時の余韻は、「美味しい」だけでは表現できません。また、日本酒が文化として「深い」ことも魅力の一つです。その土地の風土によって個性が出ることや、酒蔵ごとに味わいが異なることなど、底知れぬ奥深さを兼ね備えています。
全国には、地域に根ざしたお酒を醸す酒蔵がたくさんあります。自然の恵みと人の力で丁寧な酒造りを続ける酒蔵は、その多くが小規模な酒蔵です。
酒蔵はの存在は循環型社会に組み込まれ、地場産業を形成し、地域の発展にとっても重要な役割を持ってきましたが、しかし担い手の不足や需要の減少などにより存続の危機もあります。今各地で酒蔵を守る蔵元たちがプロジェクトに賛同していただいています。
西堀酒造株式会社
蔵元:西堀哲也栃木県小山市粟宮
栃木県小山市の花木「思川桜」をモチーフに本商品を醸すのは、明治5年(1872)創業、国登録有形文化財指定の酒蔵、西堀酒造。代表銘柄は、生産量の約9割が栃木県内で消費される地産地消の地酒「門外不出」。
SAKE RE100
SAKURA
-桜-
厚みを出しながら、ミネラル感で〆るタイプ。目指しているのは「食中酒」としての日本酒です。
伊東株式会社
蔵元:伊東優愛知県半田市亀崎町
愛知県半田市亀崎町の花木「黒松」をモチーフに本商品を醸すのは、天明8年(1788)創業、9代目伊東優が酒造免許を再取得し復活させた酒蔵。代表銘柄は、本居宣長の句「敷嶋の大和心を人問わば朝日に匂ふ山桜花」から命名された「敷嶋」。
SAKE RE100
KUROMATSU
-黒松-
厚みを出しながら、ミネラル感で〆るタイプ。目指しているのは「食中酒」としての日本酒です。