経営コンサルティング

企業経営の様々な局面で当事者意識を持って、企業価値・事業価値を粘り強く「共創」します。失敗を恐れない挑戦を支援し、共に行動します。

発展しつつ、原点に回帰する

私は、経営者あるいは経営幹部、そして経営者を目指す方々の自己研鑽においても、
今後の教育システムと繋がりのある、寺子屋型での経営の学びが必要だと感じています。

なぜ、今、寺子屋なのか?

かつての寺子屋にあった教育システム

現代社会を生きる私たちにとって、歴史は単なる知識や教養を超えて、生き抜くための武器になります。その最大のメリットは、未来を予測する力、いわゆる予見力が高まることですが、予見力が高まれば、日々の仕事の役に立ち、今を生き抜く知恵にもなります。

この予見力を高める考え方で、「弁証法」という哲学があることは有名です。それは、「螺旋的発展の法則」とも言われ、物事が発展する時、直線的に進化するのではなく、螺旋階段のように、ぐるぐると回り、周りを巻き込みながら、徐々に発展していくというのです。この考え方に基づくと、歴史は、螺旋状に発展する、あるいは、発展しつつ原点に回帰するということになります。これが弁証法の考え方です。

このような「弁証法」、「螺旋的発展の法則」の具体的な例として挙げられるのが、教育システムです。現在の日本では、同じ年齢の子どもたちが同じ学年に所属し、時間割ごとに同じ教科を学ぶという仕組みが採用されています。小学校から高校までの12年間を、この仕組みで過ごしてきた私たちにとっては、これ以外の教育システムなど考えられないと思いがちです。しかし、このような仕組みは、過去において長らく実施されてきた教育システムとは大きく異なるのです。かつては、寺子屋がありました。年齢のバラバラな子どもたちが一箇所に集まり、それぞれが個別に勉強をしながら、教師が勉強を支援するという仕組みでした。現在の私たちからみれば奇異に映るかもしれませんが、歴史的にはこうした教育システムの方がずっと長く続いていたのです。

さて、それでは今後の教育システムはどうなっていくでしょうか?私は、かつての寺子屋のような形態に再び戻っていくと考えています。以前の寺子屋型教育システムは、どうしても効率性という点で問題がありましたが、個人個人の進捗度合いや関心に応じた教育のきめ細やかさは、IT技術で解決できるわけです。

前置きの説明が長くなりましたが、私は、経営者、あるいは経営幹部、そして経営者を目指す方々の自己研鑽においても今後の教育システムと繋がりのある寺子屋型が必要だと確信しています。

寺子屋とは

各地に存在した個別教育

寺子屋とは、子供たちに文字の読み・書き、場所によってはそろばんを教える庶民の教育施設のことです。江戸はもちろん、全国の町や村にありました。天保[てんぽう]期(1830~1844)にはいちじるしく増加し、正確な数は不明ですが幕末になると全国で15000以上も存在していたと言われています。この寺子屋が江戸時代の人々の高い識字率を支えていたのです。

明治初年の事例になりますが、東京府が行った調査によると寺子屋の師匠(ししょう)の大半は江戸の町民でした。多くは男性でしたが、都市部、特に江戸においては女性の師匠もいました。師匠たちは、寺子屋に学びにやってくる子供たち一人ひとりの親の職業や本人の希望を考え、それぞれにあったカリキュラムを作る個別教育を行っていました。

経営の寺子屋

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